兵庫県健康増進課と意見交換会



皆様の兵庫県への抗議の声のお陰で、次へつながることになりました。

ありがとうございます。

兵庫県健康増進課の藤原課長と副課長が私達の設定した話し合いの場に出て来ます。

拡散を宜しくお願いいたします。古井正代


 兵庫県健康増進課と6・30「不幸な子どもの生まれない運動は終わったのか?」

集会主催者及び参加者との意見交換会につきまして、

以下の通り場所と時間を設定させていただきましたので、よろしくお願いします。 


 日時:2018年11月26日(月)13:30〜16:00くらい(部屋は17時までに完全撤収)

 場所:神戸市障害者福祉センター4階研修室(湊川神社西側)

 定員:45名 

 [内容]6・30集会決議文に対する兵庫県からの回答について、県から再度説明。


 集会主催者及び参加者からの意見を述べる。質問等あれば、

後日文書で提出して、また回答を求めるようにする。 



 

 

 

 

 

 

障害者は不幸か?−善意の障害者殺しは、今も昔もー




障害者は不幸か?―善意の障害者殺しは、今も昔もー

 

            わたしたちの内なる優生思想を考える会

 

障害者を殺す思想

 

 7月26日相模原障害者施設殺傷事件から丸2年を迎えた。一人の元職員男性により45人が刃物で襲われ、うち19人が亡くなった戦後最悪の連続殺傷事件。そのまだ2年後だというのに報道は少なく、事件はかき消されたかのようだ。犠牲者を覆い隠す白い霧の中に、あの犯人の主張と行為がくっきりと浮かんでいる。「障害者は不幸を作ることしかできません。」「意思の疎通ができない人間が、生きてても意味がない」だから殺した。

 戦争の時代に世界を席巻した優生学をもとにした優生思想は、障害者や他民族を「嫌悪」することを正当化し、数百万人を虐殺した「ヘイトクライム」を作り出した。人類最悪の虐殺の時代。その経験が私たちの血となり肉となり、戦後もその火種があることを相模原の事件は証明した。あの事件は起きるべくして起き、そういった主張に同調したり、あきらかに否定できないとする言説は少なくない。自分が今その刃が向けられる立場にいなければ、その恐怖を遠いものと感じてしまうが、実は自分のすぐそばに刃を持って「寄り添う」ようにその思想は立っている。

 戦後、それは「優生保護法」(1948年〜1996年)として姿を整え、形を変え抹殺の刃をふるい続けた。全国に先駆けて「不幸な子どもの生まれない運動」が兵庫県により提唱され、公費での強制不妊手術、出生前診断が推進された。旧優生保護法の被害について特集した番組で、障害は「予防できる」と嬉々として話す金井元知事の映像を見て、それが「殺す」ことであることに戦慄を覚えた。差別偏見に裏打ちされた「善意」の暴力ほど怖いものはない。「善意」は勝手な思い込みで、疑いなく実行され、やめさせられれば、なぜ?と不審に思うくらいである。

 

ひとを不幸と決めつける罪

 

 

 

 

 「不幸な子どもの生まれない運動」に対して、「青い芝の会」の障害者達は激しい抗議行動を展開した。そして、(1)「不幸な子どもの生まれない運動」は、障害者の生を胎児の段階から不幸であると決めつけたものであり、今、生きている障害者達をも「あってはならない存在」とみなすものである、(2)「障害者がかわいそう、気の毒」「五体満足で生まれてほしい」などといった考えは健常者の発想であり、障害者差別の具体的な表れである、(3)行政による羊水チェックの推進は、障害者の生存権を否定するものであると主張して、「対策室」廃止、羊水チェックの中止、障害者差別に充ちた県行政の姿勢を改めるよう求めた。この反対運動によって、1974年4月に「対策室」は廃止され、「不幸な子どもの生まれない運動」も「よい子を生みすこやかに育てる運動」に名称変更し、県費による羊水検査も、同年10月に中止された。

 

 しかしそれがネーミングの善し悪しレベルでの受け止めでしかなかったことが、県立こども病院記念誌(2016年3月発行)の、小川恭一名誉院長の寄稿文により明らかになった。その中で小川元院長は、「不幸な子どもの生まれない運動」を「本邦では初めてのユニークな県民運動」とし、開院に際して「このこども病院は、未来を築いていく子供達への贈り物として建設したもので、不幸な子供の生まれない県民運動の一翼を担うもの」であり「兵庫県の大きな誇り」と金井知事(当時)が語ったことを無批判に取り上げ、前述のような歴史的事実をなかったこととし、「不幸な子どもの生まれない運動」が著しい障害者差別であったとの反省も表明されていなかった。「わたしたちの内なる優生思想を考える会」(代表古井正代)は「不幸な子どもの生まれない運動」への称賛を公言してはばからない兵庫県立こども病院と、それを容認する兵庫県に抗議し、記載の削除・訂正を求める、として2017年11月1日兵庫県立こども病院院長 中尾秀人氏、兵庫県立こども病院名誉院長 小川恭一氏、『兵庫県立こども病院移転記念誌』編集委員会各位市、兵庫県知事 井戸敏三氏宛てに抗議文を提出した。

 その抗議文を以下に抜粋する。

 

障害者を不幸と決めつける思想は、自分に返ってくる  

 

 「私たち障害者は、1974年に障害者を不幸と決めつけたことに対して抗議をしましたが、40年近くたった今も、どんな人も生きていけるような社会に変わっていないということがはっきりしています。それは、いまだに障害者の収容施設があり、インクルーシブ教育でなく支援学校があるなど、障害者を地域から隔離するシステムがしっかりとあるということです。

例えば、日本では、今も車いすでは生活できないようなスタイルの建物があふれています。米国等では、アパートを建てる時は、戸数の何割かは車いす用の部屋を作らなければなりません。アトランタでは家を建てる時は、玄関は段差なし、幅は車いすが楽に通れる82cm以上、1階のバスルーム(トイレ)は車いすの入れるスペースを確保、この3つの条件を満たしていなかったら建築許可が出ません。この法律は2007年の段階で、世界中で58の国や自治体で施行させています。(中略)

 未だに「施設」が増えるのは、一生暮らし続けられる安全な建物を「特別視」して(そのほうが儲かることもあり)、一般に普及させようとしないからです。

身体の機能や見た目で「不幸な人」と決めつけ仲間はずれにするのではなく、その人がそのままで生きていく方向を示唆できるような施策を作り、みんなが一生安心して住み続けられるような地域社会を構築しなければならないのではないでしょうか。

 私たち障害者は、生まれた時から不幸だと決めつけられることも多々あります。でも、人はだれでも皆、年をとれば障害者になるのではないでしょうか。老いるということは、機能の低下や認知症の症状が表れたりして、今、「あってはならない」と思われているそのものになっていきます。「あってはならない」と思うその価値観は、自分に戻ってくると思います。(中略)「年をとりたくない」「あんな姿になるぐらいなら死にたい」という、人生の最期に情けない気持ちを作ることになると考えます。

この『記念誌』の中では、「不幸な子どもの生まれない運動」を「ユニーク」と表現していますが、「ユニーク」では終わらない問題です。今からでも、私たち障害者が抗議したことを、しっかりと心に刻みつけ、歴史は歴史としてきちんと残していただきたいと思います。「日本軍『慰安婦』はいなかった」「戦争での虐殺もなかった」「福島の原発事故の放射能被害はない」など、都合の悪いことはなかったことにする傾向がありますが、反省しないままでは、次の時代は、又、間違いを起こすのではないでしょうか。歴史の中に、本当のことを取り入れて、これから未来の子ども達に、間違いは間違いとして認め、謝るべきことは謝るということを見せなければならないと思います。

 そのうえ、福島の原発事故では、いまだに放射能は漏れていて、健康被害もこれからますますでてくることでしょう。それを母体血検査(母体血胎児染色体検査)のような出生前検査で、生まれる前から選別し、世に出さないようにする価値観がここに至っても表れるのではないかと危惧されます。現在、インターネット上では、「低価格で簡単に受けられる」といった母体血検査の売り込みも、既に始まっています。時代が変わっても、兵庫県が先頭をきって「不幸な子どもの生まれない対策室」を作った発想と何ら変わっていません。

人を選別することは差別をつくることです。私たちの時代には、差別をなくさなければなりません。この「不幸な子どもの生まれない運動」を「ユニークな県民運動」と表現することこそが、反省もなく、未来もないことにつながります。

 2012年には「障害者虐待防止法」が施行され、2014年には「障害者権利条約」を批准、2016年には「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」(いわゆる「障害者差別解消法」)が施行されました。「障害者差別解消法」では、障害を理由に差別的な取り扱いをすることを禁止し、障害に対する合理的配慮の提供を求めています。障害者差別解消に向けて先頭に立って施策を進めるべき公的機関において、今回の記述にみられるように、差別を助長させることなどあってはならないはずです。

 以下の項目について、12月末日までに、文書にて回答くださいますようお願いします。」

 

(1)兵庫県が過去に行った「不幸な子どもの生まれない運動」について、現在、どのように考えておられますか?

(2)「不幸な子どもの生まれない運動」を「ユニークな県民運動」と表現した意図は何ですか?上述の抗議文の中でのべたような「不幸な子どもの生まれない運動」への批判やそれをめぐる経緯を知らなかったのですか。あるいは、知っていたのに無視したのですか?

(3)『記念誌』の中の、「不幸な子どもの生まれない運動」を称賛する記述を削除し、訂正して下さい。以上〈賛同団体〉2017.11.20.現在 59団体〈賛同人〉2017.11.20現在 154人

 

 

 

兵庫県が「十分な説明」をするために、話し合いの場を求める

 

抗議に対し兵庫県は2017年11月29日下記のような文書で答えた。

 

 「不幸な子どもの生まれない運動」については当時、出生前から母胎と胎児を保護するという考え方が背景にあったものの、障害児を不幸な子どもとしていたこと、また、精神障害者等に対する優生手術が行われていたこと(平成8年の母体保護法改正により廃止)については、現在では不適切であると考えています。

 今、県では、障害の有無などにかかわりなく、誰もが地域社会の一員として支え合い、安心して暮らし、一人ひとりが持てる力を発揮して、元気に活動できる「ユニバーサル社会」の構築を目指しています。

 記念誌の「ユニークな県民運動」は、当時、他県で行われていなかった兵庫県独自の施策であることを示す表現として用いられています。

 このことを含め、寄稿文には、病院設立時の時代背景として当時の歴史的事実を記載していますが、その説明が不充分でした。

 このため、こども病院ホームページから記念誌を削除しました。以上

 

 HPからの削除でこと足れりという返答に対し、大きな怒りを感じる。当時「不幸な子どもの生まれない運動」という大きな垂れ幕が庁舎に掲げられているのを目撃した人は多い。そのような形で社会に与えた影響はどのように大きなものだろう。その検証と謝罪を私たちは犠牲になったいのちから問われている。全国に先駆けて行ったあの運動がいかに障害者差別を助長し、多くの人の尊厳と生まれてくるはずのいのちを奪い、傷つけ、障害者(人間)の生き辛さとなり、7・26障害者施設殺傷事件へとつながったか認識しなければならない。40年もの月日を経て障害当事者からの二度目の指摘をないがしろにすることは許されない。

 私たちは再度抗議文を出したが県の姿勢は変わらず、この問題を広め世に問うために、集会「『不幸な子どもの生まれない運動』は終わったのか?」を2018年6月30日、神戸市障害者福祉センターにて関西女性障害者ネットワークとともに開催した。170人の参加者と共催の8団体で再度抗議の集会決議を行い、話し合いの場をつくることを要望し、8月14日県に決議文を提出した。

「不幸な子どもの生まれない運動」についての検証や反省を明らかにし謝罪すること、話し合いの場を持つこと等を求めたのに対して、8月末日

 

「『不幸な子どもの生まれない運動』は、国の施策に則り…総合的な母子保健対策として実施してきたものです。優生手術については、旧優生保護法が当時、法律として有効に成立しており、県は国の機関として、同法に基づく施策を執行する立場であったと考えています。現在、国において、保存資料の有無の確認や、補償を含めた検討が行われているところであるため、その状況を踏まえて、県としても適切に対応してまいります。」

 

という返答であった。

 

 みずからの責任においておこなった「不幸な子どもの生まれない運動」に対するあやまちの責任を不問にして、国にしたがってことを進める、としか言わない責任回避の回答であった。わたしたちの活動趣旨に賛同いただける方は、県に対して個々の意見を伝えていただければ幸いである。(「わたしたちの内なる優生思想を考える」ブログに経緯の詳細掲載。) 

 

意見提出先  兵庫県庁 〒650-8567 兵庫県神戸市中央区下山手通5丁目10番1号

兵庫県健康福祉部健康増進課  電話:078-362-9128 FAX:078-362-3913  

 

 (後藤まとめ)

ロシナンテ社 月刊むすぶ No.572掲載

 

 

 

 

 

 

 

 

旧優生保護法に関するマスコミ放映とよびかけ

7月21日(土)23時〜24時、ETV特集「私は産みたかった〜旧優生保護法の下で」
再放送
9月29日(土) 23:00〜00:00(Eテレ)

10月 4日(木) 00:00〜01:00(Eテレ)
読売かんさい情報ネットTENゲキ追X8月21日 「今もなお続く闘い、旧優生保護法の闇」約12分http://www.ytv.co.jp/ten/feature/



クロ―ズアップ現代+「不妊手術強制されて…国に奪われた人生▽〜追跡・旧優生保護法〜20180425
https://www.dailymotion.com/video/x6ieqws
*上記リンクが切れている場合には、題名等を動画で検索してください。

**
6月30日に開催した「〈不幸な子どもの生まれない運動〉は終わったのか」に参加した170名で決議した集会決議文を携え、 8月14日(火)15時に 「わたしたちの内なる優生思想を考える会」「関西障害者女性ネットワーク」より6名が 県庁第1号館5階の兵庫県健康福祉部健康増進課を訪ね、藤原課長と谷川副課長に決議文を直接提出し、 私たちの意見、思いを伝えました。 障害者差別解消法の本旨からも、一般の人が障害者を不幸とみなし、 生まれない方がいいと思いこむことが差別解消の妨げになることは明らかで、 一般の人たちも一緒に話し合い・学びができるような機会を作る必要性を訴えました。 課長はわたしたちの主張に肯定的で、こちらの提案にはおおむね賛同していました。 8月末を期限に決議文の回答をだすこと、これからの 話し合いは、より多くの市民にオープンな場で継続していくことを約束させて話し合いを終えました。 これまで [「不孝なこどもの生まれない運動」は、終わったのか?]について取材し、 特集番組を制作中の読売TVが、その場にも取材に入っていました。 今日、21日(火)16:47〜17:53、放映は関西2府4県「かんさい情報ネットten」第1部の中の5:20位から 「ゲキ追X」というコーナーで12分間特集するそうです。 これらの取材が入ったこと、いろいろな人から意見が寄せられていることなどが、 県の態度の変化に大きく影響したものと考えられます。 ですから、ぜひこの番組を見て、一人でも多くの方が、 兵庫県に対して「しっかりと話し合いするよう」意見を送ってくださることをお願いします。 もう、あと一押しです。  
  わたしたちの内なる優生思想を考える会 古井正代

 

意見送り先
●兵庫県庁 〒650-8567 兵庫県神戸市中央区下山手通5丁目10番1号
 電話:078-341-7711(代表)
 県への意見・提案のフォーム:
  *健康福祉部健康増進課への意見であることを明記して下さい
●兵庫県健康福祉部健康増進課
電話:078-362-9128
●兵庫県立こども病院
 〒650-0047 神戸市中央区港島南町1丁目6-7
 電話:078-945-7300(代表)
 FAX:078-302-1023(代表)

 

 

 

 

「不幸な子どもの生まれない運動」は終わったのか?  

 

 

 

「不幸な子どもの生まれない運動」は終わったのか? 

集会決議

 

私達は、本日、「『不幸な子どもの生まれない運動』は終わったのか?」と題した集会を開催し、「不幸な子どもの生まれない運動」が決して過去の問題ではなく、より先鋭化した形で現在につながっていることを確認しました。

「不幸な子どもの生まれない運動」は、兵庫県衛生部が中心となって、1966年から県下全域に広めていきました。この施策は、経済成長を支える優生政策のモデルとして全国へと波及していったのです。「不幸な子ども」とは、主に障害児を指しています。県は「不幸な子どもの生まれない対策室」を設置し、「不幸な子ども」を増やさないために、県費で障害者に対する強制不妊手術や出生前診断(羊水検査)を推進しました。これに対して、障害者達は激しい反対運動を行ないました。対応を迫られた県は、公費による羊水検査は中止、「対策室」を廃止して「母子保健課」とし、名称も「よい子を産み健やかに育てる運動」に変えました。

あれから40年以上経ち、障害者との共生が謳われている現代ですが、障害者が当たり前に地域の中で育ち、暮らしていくための支援は不十分です。多くの障害者が今も施設に長期間にわたって隔離され、虐待も後を絶ちません。相模原障害者殺傷事件であらわになった「障害者は不幸を作ることしかできない」といった考え方は、今も根深く存在します。また、2013年に始まった新型出生前検査は、今春から一般医療として広く実施されようとしています。受精卵の段階で「異常」の有無を広範囲に調べる着床前診断も頻繁に行われ始めており、現代版の「不幸な子どもの生まれない方策」は社会的論議もなされないまま広がりつつあります。

このような中で、一昨年発行された『兵庫県立こども病院移転記念誌』では、「不幸な子どもの生まれない運動」を「本邦で初めてのユニークな県民運動」と称賛する文章が堂々と掲載されたのです。障害者差別を根底とした施策を推進したことへの反省が全くなされていないことは明白です。兵庫県や県立こども病院に対して、複数の障害者・市民団体が抗議するとともに、公開質問状を提出して話し合いを求めていますが、形ばかりの「回答」がなされたのみで、いまだに誠実で明確な説明がないばかりか、話し合いにも応じていません。

 

私達は、兵庫県当局に対して以下の項目について要請します。

 

1. 県は「不幸な子どもの生まれない運動」について、どのような検証及び反省を行なったのかを明らかにすることを求めます。

 

2. 「不幸な子どもの生まれない運動」は、「障害者は不幸で、生まれてこないほうがよい」といった差別・偏見を社会に根付かせました。女性達に対しては「『健康な』子どもを産むべき」との圧力を与え続け、生まれてくる子どもの障害の有無にかかわらず安心して産み育てることを阻害しました。県は、「不幸」と決めつけられ、人としての尊厳を傷つけられた全ての人々に謝罪することを求めます。

 

3. 県は、「回答」の中で、障害を理由とした優生手術について「現在では不適切」であったとしていますが、その「不適切」な手術を受けさせられ、今も苦しんでおられる被害者の実態を早急に明らかにし、謝罪するとともに救済措置を講じるべきです。全ての行政機関、公文書館、県下の全ての医療・福祉・教育機関に存在する優生手術に関する資料を探索し、調査することを求めます。また、被害者が名乗り出やすい体制を整備するとともに、名乗り出た被害者の人権回復に向けて全力でサポートすることを求めます。

 

4. 県は、現在、こども病院ホームページに掲載していた『記念誌』を削除したことで事足れりとしています。理由を明確に付して、該当部分を訂正すること、及び、「不幸な子どもの生まれない運動」に対して障害者運動からの強い批判が投げかけられ、「対策室」は廃止され、県費での羊水検査も中止に追い込まれたことを歴史的事実として明記することを求めます。同時に、その訂正文を広報することで、過去の県の姿勢を改め、障害者差別解消に向けて施策を進めていくことを示して下さい。

 

5. 本集会主催団体、共催団体、賛同団体、集会参加者を中心とする障害者・市民らと、この問題についての話し合いの場を持つことを求めます。

 

 2018630

                         集会参加者一同

 

6.30集会共催団体(敬称略)

京都ダウン症児を育てる親の会
障害者問題を考える兵庫県連絡会議
自立生活センターリングリング
自立生活センター神戸Beすけっと
兵庫県精神障害者連絡会(フレンズ)
怒っているぞ!障害者切りすて!ネットワーク関西
怒っているぞ!障害者切りすて!全国ネットワーク
「骨格提言」の完全実現を求める大フォーラム実行委員会
(8団体)


賛同団体(敬称略)

全日本建設運輸連帯労働組合近畿地方本部
全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部
全日本建設運輸連帯労働組合近畿地区トラック支部
全日本建設運輸連帯労働組合関西クラフト支部
現代を問う会
『8・6ヒロシマ平和の夕べ』
障害連(障害者の生活保障を要求する連絡会議)
障害者人権擁護センター尼崎
心神喪失者等医療観察法(予防拘禁法)を許すな!ネットワーク
「安心できる介護を!懇談会」
福祉・介護・医療労働者組合(略称・ケアワーカーズユニオン)
精神障害者権利主張センター 絆
全国金属機械労働組合港合同南労会支部
全国一般労働組合東京南部トータルサポートたいとう分会
阪神社会運動情報資料センター
優生保護法被害兵庫弁護団
障害者差別解消ネットワーク
神経筋疾患ネットワーク
リメンバー 7.26 神戸アクション
相模原事件と精神保健福祉法“改正”5/14集会実行委員会(尼崎)
グループ生殖医療と差別
脳性まひ者の生活と健康を考える会
大阪労働学校・アソシエ
日本脳性マヒ者協会全国青い芝の会
日本脳性マヒ者協会兵庫青い芝の会
あいえるの会
優生保護法被害兵庫弁護団
関西合同労働組合
ペンギンの会
全国一般労働組合全国協議会山口連帯労働組合
難病をもつ人の地域自立生活を確立する会
新空港反対東灘区住民の会
自立生活センター・サポート24
障害者の生活保障を求め行動する会
DPI女性障害者ネットワーク
医療労働運動研究会
(2018年6月15日現在 36団体)

 

兵庫県健康福祉部健康増進課へ6月18日付郵送で提出

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6月30日集会の報道 資料9

 

2018/6/26 06:45神戸新聞NEXT

 

旧優生保護法下の兵庫県の運動検証 30日神戸で集会

 

「幸、不幸を決めるのはそれぞれの価値観。誰かに決められるものではない」と訴える古井正代さん=大阪市西成区

 

 

 旧優生保護法下での障害者らへの不妊手術問題がクローズアップされる中、旧法に基づく不妊手術を促すなどした兵庫県の「不幸な子どもの生まれない県民運動」(1966〜74年)を問い直す集会が30日、神戸市内で開かれる。登壇する古井正代さん(65)=大阪市西成区=は脳性まひの当事者団体の一員として抗議活動に加わり、運動を終わらせた一人だ。「障害を『不幸』と決めつける思想は今も根強い。問題はまだ終わっていない」。古井さんはそう訴える。(田中宏樹、田中陽一)

 同運動では婚姻期や妊娠期、出産後に分けて各種施策を展開。放置すれば障害につながる可能性がある疾患への早期対応や妊婦の感染症予防、母子の栄養指導など現在につながる取り組みも生まれた。

 一方、旧法(48〜96年)に基づく不妊手術を推進する独自の補助制度を設け、72年度には胎児の染色体異常の有無を調べる羊水検査も導入。同様の運動は兵庫から全国へと広がった。

 古井さんは姫路市出身で、3人きょうだいの末っ子。1歳半で脳性まひと診断されたが、毎年のように家族や親戚と遊園地で遊び、大きくなってからは喫茶店や百貨店にも出掛けた。「本当に普通の暮らしをしてきた。決して不幸ではなかった」と振り返る。

 兵庫の運動を初めて知ったのは73年。運動の一環で設置された県立こども病院の労働組合のメンバーから「こんな運動あるけど、どう思いますか」と尋ねられた。その瞬間、頭に血が上った。「なんで勝手に不幸と決めつけるねん。(県の運動は)土俵の上に立つ前に殺せと言っているのと同じではないか」

 ちょうど脳性まひの当事者団体「大阪青い芝の会」の結成に姫路から参加し、事務局長として活動を始めた時期だった。障害者が外出していると「施設から逃げてきたのか」と思われるほど偏見は強く、「今、声を上げなければ」と迷わず抗議を決めた。

 同会の約40人で意見を出し合い、74年2月に県へ質問状を提出。「障害者を不幸と言われる状況に追いやっている原因」を取り除く努力を放棄していると県を非難し、「われわれを『不幸』とする根拠は何か」と迫った。

 県は同年、運動を進める「対策室」を廃止し、名称を「よい子を生みすこやかに育てる運動」に変更した。が、古井さんは「考え方の根底は変わっていない」と感じていた。

 その懸念は40年が過ぎても変わっていない。東日本大震災後、反原発運動の現場でこんな訴えを聞いた。「福島の女性は結婚し、子どもを産めるのでしょうか」。古井さんも原発には反対だが、この言葉の背景には「障害者を産んではいけない、という意識が潜んでいる」とみる。

 「障害者になる可能性は誰にだってある」と古井さん。だからこそ、「どんな子を産んでも育てられ、その子が幸せに暮らせる社会をつくらないといけない」と力を込める。

 30日の集会は神戸市障害者福祉センター(同市中央区橘通3)で、午後1時半〜4時半。大阪教育大非常勤講師で同運動を研究した松永真純さんの講演もある。資料代500円。定員130人。

 自立生活センター神戸BeすけっとTEL078・641・6618

■知事旗振り 議会反対せず

 兵庫県の「不幸な子どもの生まれない県民運動」は1966年、当時の金井元彦県知事の旗振りで始まった。県がまとめた同運動の「5か年のあゆみ」(71年)に、その経緯が詳しく記されている。

 65年、滋賀県の重度心身障害児施設を訪れた元知事は「笑うことも、はいまわることも忘れ、喜びを奪われたこどもたちの悲惨な姿に胸をいためた」とされ、予防策を問われた施設の園長は「親のちょっとした注意や、医師の適切な処置さえあれば、このような不幸な子どもの出生は、かなり救われていたでしょう」と答えたとある。

 同じく「5か年のあゆみ」によると、同運動で「不幸な子ども」と位置付けられたのが、(1)生まれてくることを誰からも希望されない児(2)周産期に死亡した児(3)遺伝性疾患や精神、身体障害など不幸な状態を背負った児(4)社会的に恵まれない児−だった。

 当時の当初予算を確認すると、初年度の66年度に同運動に計上されたのは3180万円で、その後徐々に増額。ピークの71年度には8129万円まで膨らみ、9年間で計約5億2千万円に上った。

 一方、当時の県議会本会議や予算・決算特別委員会の議事録には、目立った反対論は記されていない。県が運動開始2年目に実施した県民アンケートでは「もっとPRする必要がある」「学校や講習会などで不幸な子どもの生まれないための教育が必要」との声も多く寄せられていた。

 

 

集会後報道 毎日新聞2018.7.1

 

 

 

旧優生保護法

障害者、不幸じゃない 「生まれない運動」考える集会 「県の総括と謝罪求める」 神戸 /兵庫

集会で「不幸な子どもの生まれない運動」について解説する松永真純・大阪教育大非常勤講師(右端)=神戸市内で、反橋希美撮影

 旧優生保護法に関連し、県が先駆けて展開した「不幸な子どもの生まれない運動」(1966〜74年)や背景にある優生思想を考える集会が30日、神戸市中央区橘通3の市障害者福祉センターで開かれた。障害者や研究者らでつくる市民団体が主催し、135人が参加。「今も続く『障害者は不幸だ』との価値観を問い続けなければいけない」との声が相次いだ。【反橋希美】

 運動は障害児を「不幸な子ども」とし、その「出生予防」のための施策を推進。精神障害者らへの強制不妊手術や、羊水検査の県費負担を実施した。

 集会では、大阪教育大非常勤講師の松永真純さん(43)が運動の概要を説明した。施策立案に主導的な役割を果たした医師が記した「国家社会の負担を減らし、個人の責任あらざる不幸を除くために、異常児の生まれない施策もやるべき」という文章を紹介。施策を進めた対策室は障害者の抗議を受けて廃止されたが「障害者が(不幸とされることに)『違う』という声を上げたことが重要だった」と指摘した。

 また「優生手術に対する謝罪を求める会」の利光恵子さん(64)は「優生保護法がなくなって20年以上。ようやく被害者の人権回復が始まろうとしている。行政と福祉、医療、教育が一体となって強制不妊手術が進められた仕組みの全容を明らかにする必要がある」と強調した。

 運動をめぐっては、県立こども病院(神戸市)が2016年に発行した記念誌で「ユニークな県民運動」と記載。昨年秋、県は病院のホームページから記述を削除したが、市民団体の「運動の歴史的経緯を明らかにすべき」との要求には応じていない。

 集会の最後では、県に対し運動を検証したのか明らかにすることや、主催団体などと話し合いの場を要求するアピール文を採択した。「神経筋疾患ネットワーク」の石地かおるさん(50)は「出生前診断が広がる今、暴力的な思想を根付かせた県の罪は大きい。総括と公の謝罪を求めたい」と話した。

〔神戸版〕

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2018.6.30.集会案内ちらし(0532版) 資料8

兵庫県立こども病院への抗議報道 資料7

毎日新聞2017.11.1

 

 

 

 

 

2017/11/2 06:30神戸新聞NEXT

 

障害者の強制不妊「ユニーク」と記載 県立こども病院記念誌

 兵庫県立こども病院が昨年、神戸市須磨区から中央区に移転した際に発行した記念誌に、同病院名誉院長による寄稿として、県がかつて進めた障害者らへの強制不妊手術などを促した施策を「本邦では初めてのユニークな県民運動」と記載していたことが1日、分かった。全国の40以上の障害者団体や120人超が抗議文をまとめ、同病院や県に発送した。

 小川恭一名誉院長が1970年の同病院開設当時を回顧した寄稿文。抗議文は「歴史的事実を隠蔽(いんぺい)し、運動が著しい障害者差別であったとの反省もなされていない」と批判。施策への認識を改めて問い、記述の削除、訂正を求めている。

 県は旧優生保護法に基づき、66年から「不幸な子供の生まれない施策(運動)」を展開。精神障害者や知的障害者への強制不妊手術の費用を負担するなどした。障害者団体が激しく抗議し、74年に施策は中止された。

 抗議文に名を連ねた視覚に障害がある女性(53)=神戸市=は「今なお誇らしげに書いた文章にショックで憤りを感じる」と批判した。

 同病院の中尾秀人院長は「病院設立当時の時代背景を説明した。関係者の皆さまの誤解につながるような寄稿文を掲載したことは深くおわびする」とコメントを出した。(山路 進)

 

2017.11.1 12:23産経 WEST


精神障害者強制不妊を「ユニーク」と表現 病院記念誌に名誉院長が寄稿、障害者が抗議

https://www.sankei.com/west/news/171101/wst1711010046-n1.html

 

兵庫県立こども病院が昨年、神戸市須磨区から中央区に移転した際に刊行した記念誌に、同病院の名誉院長による寄稿として、同県が1960(昭和35)〜70(同45)年代に展開した精神障害者らに強制不妊手術などを促した施策を「本邦で初めてのユニークな県民運動」との記述があることが1日、分かった。

 この表現を知った障害者らが、障害者らの抗議で施策が中止された経緯を隠蔽し、差別を助長しているとして、削除を求めている。

 県は施策を「現在の価値観からすると不適切」とし、こども病院は「昭和45年に病院が設立された当時の社会情勢を書いただけで、決して運動を称賛する趣旨ではない」と説明している。

 県は41年に「不幸な子どもの生まれない施策」として始め、不妊手術費用を負担するなどしていた。49年には、県の担当部署の「対策室」が廃止された。

 抗議を呼び掛け、自身も脳性まひがある大阪市の古井正代さん(64)は「記述を知った時は驚いた。障害者の気持ちを考えておらず、許せない」と話している。

 

 

 

 

 

 

 

兵庫県立こども病院・抗議と要望 神経筋疾患ネットワーク-20171114 資料6

 

兵庫県健康福祉部健康増進課からの電話での返事 資料5

兵庫県健康福祉部健康増進課からの電話での返事 資料5

 

 

 

今日(1月11日)午後2時頃、兵庫県健康福祉部健康増進課から電話がありました。

応答内容を要約すると、以下のような内容でした。

 

健康増進課:12月12日付の要望書で求めておられた“説明および話し合いの場”の設定についてだが、私どもとしては、そのような場を持つことは考えていません。これについては、兵庫県立こども病院も同じ意向です。理由は、11月1日付の当方の回答がすべてで、それ以上、お話することがないからです。

 

わたしたちの内なる優生思想を考える会(以降考える会と表記):11月29日付の回答は、私たちの「抗議および質問書(11月1日付)」の内容を受けとめたとは思えない内容であり、質問事項にきちんと答えていないので、私たちの思いを直接聞いていただきたいし、質問にも答えてほしい、そのための面談だ。

新聞報道されたこともあり、多くの人が注目している。もし、「これ以上、お話することはない」というような対応ならば、私たちは、多くの賛同団体と共に、直接、兵庫県やこども病院に押しかけて、説明を求めるつもりだ。

 

健康増進課:では、質問事項の2と3については、直接、子ども病院の方に聞いて下さい。

 

考える会:いや、11月29日の回答も、兵庫県とこども病院の連名でもらっている。この質問は、子ども病院に聞いてくれという対応はおかしい。不幸な子どもの生まれない運動自体、兵庫県が行政としてすすめたものであり、質問事項すべてについて、兵庫県としても答える責任がある。兵庫県と子ども病院で、再度、12月12日付の要望書に対してどのように応答するか協議して、返事をしてほしい。

個人が電話で聞くだけでは、「わたしたちの内なる優生思想を考える会」のメンバーや、賛同してくれた多くの団体、個人に、その内容を正確に伝える事が出来ないので、前回同様、「考える会」の連絡先の古井さん宅へ文書で回答してほしい。出来るだけ早く、回答してほしい。

 

健康増進課:では、再度、子ども病院と協議します。

文書で、回答できるかどうかについても、これから協議します。

いつまでに、というのは、今、答えることは出来ない。

 

考える会:既に、12月12日から1か月経とうとしている。出来るだけ早く、最低限、遅くとも1月末までには回答してほしい。

万が一、文書で回答できないということになれば、それを、どのように伝えるつもりか。

 

健康増進課:その時は、「文書で回答できない」ということを、電話でお伝えします。

 

兵庫県、こども病院への再度の質問と話し合いの場設定の要請(2017.12.12) 資料4 

兵庫県、こども病院への再度の質問と話し合いの場設定の要請(2017.12.12) 資料4

 

20171212

兵庫県立こども病院院長 中尾秀人殿

兵庫県立こども病院名誉院長 小川恭一殿

『兵庫県立こども病院移転記念誌』編集委員会各位殿

兵庫県知事 井戸敏三殿

兵庫県健康福祉部長 山本光昭殿

 

「わたしたちの内なる優生思想を考える会」

連絡先:〒557-0041 大阪市西成区岸里3丁目7-1-904古井方

TEL06-6652-6398

E-Mailfwka2024@nifty.com

 

 2017111日付で私たちが提出していた「抗議および質問書」に対して、1129日付の「兵庫県立こども病院移転記念誌の記載内容等に対するご意見について(回答)」を受けとりました。ありがとうございました。

しかしながら、残念なことに、私達が提出した「抗議および質問書」の内容をきちんと受け止めていただいたとは到底思えない内容であり、質問事項にも答えていただいていません。そこで、私たちの思いを直接お伝えするとともに、それに対する兵庫県あるいは兵庫県立こども病院のご回答をお聞かせいただけるよう、説明および話し合いの場を設定して下さいますようお願いいたします。

以下に、改めて質問事項を記します。

 

 

1. 「兵庫県立こども病院移転記念誌の記載内容等に対するご意見について 回答(20171129日付)」(以下、「回答」)では、「不幸な子どもの生まれない運動」について、「障害児を不幸な子どもとしていたこと、また、精神障害者等に対する優生手術が行われていたことについては、現在では不適切であると考えています」と答えておられます。しかしながら、「先天性異常児出産防止事業」として羊水検査を県費で実施したことについては、一切、言及しておられません。行政が主導して、障害胎児をチェックし選別的中絶をすすめようとした当時の施策について、どのように考えておられるのでしょうか?

 また、障害を理由とした優生手術について「現在では不適切」と考えるのであれば、その「不適切」な手術を受け、今も苦しんでおられる県内の被害者の実態を明らかにし、救済措置を講じるべきです。どのような対応をお考えでしょうか。

2. 「回答」では、「記念誌の『ユニークな県民運動』は、当時、他県で行われていなかった兵庫県独自の施策であることを示す表現」とし、「寄稿文には、病院設立時の時代背景として当時の歴史的事実を記載していますが、その説明が不充分」だったと記しておられます。しかし、一般に「他県で行われていなかった独自の施策」とは、「他県より一歩先んじた秀でた施策」を含意する表現です。「不幸な子どもの生まれない運動」が著しい障害者差別であったとの反省に基づいた「回答」とは受け取れません。

当時、「不幸な子どもの生まれない運動」に対して障害者運動からの強い批判が投げかけられ、「不幸な子どもの生まれない対策室」は廃止され、県費での羊水検査も中止に追い込まれたことは、歴史的事実として明記されてしかるべきです。改めて、「当時の歴史的事実の記載とその充分な説明」をして下さいますようお願いします。

 

3. 「回答」では、「こども病院ホームページから記念誌を削除」したことで事足れりとしておられます。しかしながら、既に、1年以上ホームページに掲載され多くの人々の目に触れた後であること、冊子の形で各所に配布されたものについては、いまだに手付かずのまま残されていること等から考えても、ホームページからの『記念誌』そのものの削除は全く無意味です。

訂正理由を明確に付して該当部分を訂正し、訂正した『記念誌』をホームページに載せるべきです。同時に、県やこども病院の責任でその「訂正文」を広く配布することで、「不幸な子どもの生まれない運動」を推進した過去の県の姿勢を改め、障害者差別解消に向けて施策を進めていくことを示して下さい。

 

前述しましたように、これら質問事項についての話し合いの場を持っていただきますようお願いいたします。

1月中旬頃で、ご都合の良い日程をご提示ください。日程や話し合いの場所については、「わたしたちの内なる優生思想を考える会」事務局のメール(fwka2024@nifty.com)宛てに、ご連絡いただけないでしょうか。できれば、可能な複数の日程を提示していただければありがたいです。よろしくお願いします。

わたしたちの内なる優生思想を考える 冊子